熱中症で田村の90代女性死亡 自宅で倒れる、福島県105人搬送

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 田村市の90代女性1人が熱中症の症状で亡くなったことが総務省消防庁が3日に発表した6月25日~今月1日の1週間の熱中症による救急搬送状況の速報値で分かった。

 県と郡山地方消防本部によると、田村市の90代女性は6月30日午後7時20分ごろ、自宅で倒れているところを家族に発見された。女性は心肺停止状態で病院に運ばれ、間もなく死亡した。 速報値によると、熱中症の症状で全国で3473人が搬送された。本県では105人が搬送された。

 集計によると、本県では、3週間以上の入院が必要な重症は2人、短期入院が必要な中等症は34人。65歳以上の高齢者は51人だった。

 全国での搬送人数は、前週(6月18~24日)の667人から5.2倍に増えた。本県のほか、大阪、兵庫でもそれぞれ1人が死亡した。重症は81人、中等症は1170人。65歳以上の高齢者が約53%を占めた。

 18人熱中症疑い

 県内の12市町村で3日、熱中症の疑いで20~90代の18人が病院に運ばれた。短期の入院が必要とされる中等症が6人、軽症が11人。1人は症状の程度が不明だった。

 各消防本部によると、福島市で午後2時ごろ、70代女性が自宅で気分が悪くなり、発熱を訴えて中等症。家族が119番通報した。

 また、郡山市で正午ごろ、70代男性が屋内で体調不良を訴え、訪問看護師が119番通報した。男性は中等症という。搬送者の内訳は郡山が4人、福島、いわき、国見が各2人、相馬、二本松、喜多方、伊達、川俣、棚倉、下郷、西郷が各1人。