「下郷-南会津」18年秋にも着工 国道121号・会津縦貫南道路

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 県は今秋にも、国道121号の会津縦貫南道路(会津若松市―南会津町、延長約50キロ)のうち、第5工区の下郷田島バイパス(下郷町―南会津町、同約11キロ)に着工する。開通時期は未定だが、県は2020年代後半を目標としている。

 バイパスには下郷町に国道289号と接続する下郷インターチェンジ(IC、仮称)と中間地点の落合IC(同)、南会津町に田島IC(同)が設置される。本年度はルート上にある用水路の付け替えや盛り土に向けた整地工事に加え、測量、設計、用地買収も同時並行で進められる予定だ。

 県は本年度一般会計当初予算にバイパスの整備費3億3000万円を計上。国の補助事業の増額分として、6月定例県議会に提出している本年度一般会計補正予算案にも関連費用1億9000万円を盛り込んだ。

 会津縦貫南道路では、国が直轄権限代行として、第4工区の湯野上バイパス(下郷町、延長8.3キロ)の事業を進めている。

 南会津地方から救急患者を受け入れる会津若松市の病院までの所要時間は約1時間とされ、搬送時間の短縮が課題となっている。また、同国道は落石などの災害が発生する恐れがある一方、下郷町や南会津町には迂回路(うかいろ)がない区間があり、会津縦貫南道路が緊急輸送路として期待されている。