「福島駅東口再開発」21年春にも着工 3エリア、最大20階建て

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 福島市のJR福島駅東口で進む再開発計画で、商業施設やマンション、ホテルなどが入る大規模施設が早ければ2021年3月にも着工する見通しとなった。

 現時点での施設は福島駅側から三つのエリアに分け、最大で20階程度の建物となり、延べ床面積は計約8万平方メートルを想定している。現在のホテル辰巳屋・中合福島店を取り壊した周辺に建設される駅側の建物は、県都の玄関口の新たなランドマークに位置付ける。6日、再開発の事業主体で、地権者でつくる福島駅東口市街地再開発準備組合への取材で分かった。

 三つのエリアを合わせた敷地面積は約1万3400平方メートルで、駅側エリア(現ホテル辰巳屋・中合福島店周辺)には低層階に商業施設、中層階にロビーやオフィス、上層階には客室150室程度のホテルを誘致する。

 中央のエリア(旧中合2番館周辺)には低層階に既存の商店やテナントが入る商業施設、その上に180戸程度の分譲マンションを想定。福島医大新学部の建設予定地に隣接する東側エリア(個人商店など周辺)には約500台分の駐車場と90戸程度の賃貸マンションを建設する計画。

 ただ、福島市が公共施設の駅前移転を視野に入れた再編を検討しているため、今後、市の再編計画を踏まえて施設内容を見直す予定だ。来年9~10月ごろに都市計画法に基づく都市計画の申請を目指す。

 旧中合2番館で観光PR映像

 旧中合福島店2番館のビルを所有するエスケーコーポレーション(福島市)は今秋から、駅前通りに面する同ビル壁面を活用したプロジェクションマッピングを行う。再開発着工までの利活用策として企画。福島市の観光をPRする内容にし、夜の県都に花を添える。