「クマAI感知」実証実験開始 会津大・野生動物検出システム

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
野生動物の体温や動きを感知する自動撮影カメラを調整する斎藤上級准教授(右)ら

 人工知能(AI)の活用で特定の動物だけを感知し、その動物が出没した場所をメール配信する「野生動物検出システム」の研究開発を進める会津大の研究チームは9日、会津若松市の会津レクリエーション公園でクマの感知に向けた実証実験を開始した。

 実証実験をスタートさせたのは、同大の斎藤寛上級准教授らの研究チーム。野生動物の体温や動きを感知するモーションセンサー(自動撮影カメラ)を24時間稼働させ、野生動物を撮影する。当面は多種類の野生動物が撮影されるが、あらかじめクマの画像データを大量に蓄積したAIの「機械学習」の技術を活用すれば、次第にクマだけを感知し、撮影するようになるという。

 斎藤上級准教授ら4人が、クマの目撃があった同公園湿性植物園近くの木に自動撮影カメラを設置。約10メートル先の体温や動きを感知したカメラが対象物を撮影し、スマートフォンや同大のパソコンに送信するのを確認した。