宮沢賢治直筆の手帳や資料、いわきで展示 草野心平との縁示す

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「銀河鉄道の夜」をイメージした作品を紹介する安斉さん

 いわき市の草野心平記念文学館企画展「宮沢賢治展―賢治の宇宙心平の天」は7日、同館で開幕した。全国で今年初出展となる「雨ニモマケズ」の一節が記された直筆の手帳など、貴重な資料が展示されている。8月26日まで。

 同館20周年記念事業の一環。賢治が死の前日に記した資料「絶筆二首」や、本県ゆかりの詩人草野心平、高村光太郎との縁を示す資料や水彩画など約120点を展示している。会場には、同市在住の鉄の彫刻家安斉重夫さんが賢治の童話の世界をテーマに手掛けた作品も並ぶ。

 初日には、企画展に協力した賢治の実弟宮沢清六さんの孫和樹さんも訪れ、来館者に「草野心平がいなければ高村光太郎との出会いもなく、賢治の作品が世の中に認められるきっかけも生まれなかった」と説明した。

 開館時間は午前9時~午後5時(土曜は同8時)。休館日は毎週月曜と7月17日(同16日は開館)。観覧料は一般430円、高校・高専・大学生320円、小・中学生160円。会期中は講演会や対談も開催する。問い合わせは同館(電話0246・83・0005)へ。