定食店・大戸屋とふたば未来高が定食メニュー「福島満足定食」

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県内各地の郷土料理で構成する「福島満足定食」

 国内外で定食店「大戸屋ごはん処」をチェーン展開する大戸屋ホールディングス(東京)と広野町のふたば未来学園高が共同で開発してきた新たな定食メニューが11日、完成した。浜通り、中通り、会津の郷土料理で構成するなど本県の食の魅力を詰め込んだ定食で、10月15日~11月末までの期間限定で本県を含む国内全356店舗で提供される。

 定食の名称は「福島満足定食」。会津のソースカツを主菜に、楢葉町の郷土料理「マミーすいとん」、中通りの凍(し)み豆腐をつみれにした煮物、イカニンジン、ご飯の5品で構成。すいとんにはホウレンソウを練り込んで色味や食感を演出し、イカニンジンは主菜とのバランスを考え酸味を利かすなど工夫を凝らした。

 開発の中心となったのは、同校の専門分野を学ぶスペシャリスト系列で農業を選択している深谷拓海さん(富岡町出身)、斎藤篤さん(広野町出身)、夏目大雅さん(楢葉町出身)、志賀千隼(ちはや)さん(大熊町出身)、遠藤圭悟さん(川内村出身)=いずれも3年=の5人。食を通して本県の魅力を全国に発信しようと、4月から授業で50時間以上の時間をかけ試行錯誤を繰り返してきた。

 同日、同校で行われた定食の発表会で、試食した大戸屋ホールディングスの窪田健一社長は「優しい味わいで、これからの外食産業に必要な味」と高く評価した。深谷さんは「福島の味を多くの人に知ってほしい」と話した。