巧みな『話芸』に笑顔いっぱい咲く 福島で「みんゆう落語会」

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会場の笑いを誘った入船亭扇遊さん

 日本の伝統芸能「落語」の魅力を伝える福島民友新聞社の「みんゆう落語会」が16日、福島市で開かれた。古典落語の名手として知られる入船亭扇遊さん、若手真打ちの三遊亭歌奴さんらが出演し、巧みな話芸で会場を沸かせた。

 桜井運送の協賛。昨年3月に続き2回目の開催で落語ファンら約250人が来場した。扇遊さんは、植木屋が屋敷の主人から聞いて感心した"隠し言葉"をまねる「青菜」、歌奴さんは180センチを超える長身を生かした得意の相撲ばなし「佐野山」を披露した。二つ目の春風亭昇也さん、四代目江戸家猫八を父に持つ二代目江戸家小猫さんも出演し、昇也さんは「寄合酒」、小猫さんは動物物まねで笑いを誘った。また、読売新聞編集委員の長井好弘さんが「落語講座」を開き、「創造力を膨らませて落語を楽しむために、落語の舞台がある東京・吉原に行ってほしい」とアドバイスした。

 公演後、扇遊さんは「お客さんのおかげで気持ち良く話をさせてもらえた。落語は生で聞くことで雰囲気を含めて楽しめる。これからも多くの人にライブで聞いてもらいたい」、歌奴さんは「福島県での高座は震災後のチャリティー寄席以来。たくさん笑ってもらい、久しぶりに福島県民の笑顔が見ることができ、うれしかった」と語った。