東福寺で40年ぶり「お天王さま」 キュウリ奉納、無病息災など祈る

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石本住職(左)の説明を聞きながら座禅体験する住民ら

 喜多方市山都町の東福寺で15日、無病息災や水難防止などを願いキュウリを奉納する行事「お天王さま」が開かれた。40年あまり途絶えていた地元の伝統行事が復活し、住民らは楽しい時間を過ごした。

 お天王さまはキュウリ2本をお供えし、1本を持ち帰る慣習。持ち帰ったキュウリを食べると1年を無事に過ごせるとされる。以前は同寺などで開かれていたが、昭和50年代になくなった。今回、地域住民のコミュニケーションの場を増やそうと、同寺と同寺檀信徒会が開いた。

 住民らはキュウリ2本を同寺のほこらに奉納し、お天王さまの力が込められているとされる1本を持ち帰った。同寺では石本明和住職が法話したほか、座禅を教えた。また子どもたちへの紙芝居の披露や仏教マナー講座も開かれた。