福島市長、モニタリングポスト撤去「反対」 除染廃棄物残ってる

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 放射線監視装置(モニタリングポスト)の一部を撤去する原子力規制委員会の計画を巡り、木幡浩福島市長は17日「除染の廃棄物が市内に残っているうちは賛成しかねる」と、計画に反対する考えを示した。

 モニタリングポストのうち、学校や保育施設を中心に設置されている「リアルタイム線量測定システム」は市内に371台あり、撤去方針の対象になっている。これ以外に市内にある固定型モニタリングポストと可搬型モニタリングポスト計23台は見直し対象になっていない。

 市によると、市内の除染の廃棄物は2020年度までに仮置き場に移される予定だが、仮置き場から全て搬出される時期は決まっていない。木幡市長は、仮置き場にあるものも含め除染廃棄物があるうちは撤去に反対する考えを示した上で、仮置き場からの搬出後も一定数を残すべきだとした。「(残す数は)今のところ『相当数』としか言えないが、地域の意見を聞いていきたい」と話した。