福島ユナイテッド、風評払拭『アシスト』 タイで「モモ」PR

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県産モモのタイ輸出拡大に向けて意気込む(左から)石堂選手、竹鼻GM、氏家社長、市村課長

 サッカーJ3の福島ユナイテッドFCは8月8日、親善交流試合としてタイ・1部リーグのエアフォースセントラルFCと同国で対戦し、選手がモモをイメージしたピンクの夏季限定ユニホームを着て県産モモの輸出拡大や風評払拭(ふっしょく)を"アシスト"する。福島ユナイテッドFCの海外遠征は初めて。

 親善交流試合は、同FCや県、タイで食品輸入販売を手掛けるアライドコーポレーション(横浜市)が連携したプロモーション活動の一環。県産果物の主要な輸出先となっているタイの首都バンコクでは、3月に開催予定だった県産ヒラメのフェアが現地の消費者団体や環境保護団体などの反発を受けて中止となった経緯がある。県は現地に職員を派遣するなどして、早急な対応を検討していた。

 選手は試合前日の7日に現地百貨店などで店頭PRに参加。8日にバンコク近郊のパトゥムターニー県にある相手ホームで県産モモの配布や本県の観光PRに協力する。試合はインターネットで中継される予定。

 同FCの石堂和人主将らは17日、県庁で記者会見し「ピッチの内外で福島をアピールしたい」と誓った。竹鼻快ゼネラルマネジャー(GM)、同社の氏家勇祐社長、市村尊広県県産品振興戦略課長が出席した。

 財務省の昨年分の貿易統計によると、県産モモのタイ輸出量は31.1トンに上り、市場占有率が94.8%と2年連続日本一となった。

 県は20~24日、タイやブラジル、ロシア、中国、香港の報道関係者らを県内に招き、放射性物質検査や果樹園、漁港などの視察を通じて県産品の安全性や高い品質を伝える考えだ。