福島県内の高校生22人搬送 熱中症、体育祭や除草作業など参加

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 福島県内は19日も高気圧に覆われて気温が上がり、福島地方気象台によると、石川町で36.4度、喜多方市と二本松市で36.2度、福島市で35.9度、会津若松市で35.2度を観測するなど、各地で35度以上の猛暑日となった。石川町での猛暑日は5日間連続。

 各消防本部によると、熱中症の疑いで搬送されたのは17市町村の10~90代の男女53人。このうち22人が体育祭や除草作業などに参加していた高校生だった。

 高校生の内訳は、本宮が10人、湯本が5人、郡山が3人、会津学鳳と若松商が1人ずつで、南相馬市と伊達市の高校でも1人ずつが運ばれた。

 本宮高ではスポーツ大会に参加していた男子生徒3人、女子生徒7人の計10人が体調不良を訴えた。4人が中等症、残る6人が軽症という。体育館とグラウンドで競技が行われており、午後2時50分ごろ、女子生徒が体調不良を訴え、その後、不調を訴える生徒が相次いだ。

 同校は18日からスポーツ大会を開催していた。種目の合間などにエアコンのある教室で最低15分以上、生徒を休憩させるなど対策を取っていたという。同校は「十分に注意したつもりだったが配慮が足りなかった」としている。

 郡山高では体育祭中に女子生徒3人が運ばれ、学校は体育祭を途中で中止にした。いずれも軽症とみられる。体育祭は18日からで初日に熱中症が疑われる症状の生徒がいなかったことなどから19日も実施した。

 同校も生徒に小まめに水分を補給するよう呼び掛けていたほか、エアコンの効いた教室で、試合などがない時間帯は休憩するように促していたという。

 福島地方気象台によると、20日も気温が上がり、福島、会津若松両市で37度となる見通しだ。