桃田賢斗選手「全力で戦い優勝目指す」 バドミントン世界選手権

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「しっかりと守り抜いて優勝を目指す」と語る桃田選手

 バドミントンの世界選手権(30日~8月5日、中国・南京)に出場する日本代表選手25人が19日、東京・六本木の六本木ヒルズで会見に臨んだ。3年ぶりに出場する男子シングルスの桃田賢斗選手(NTT東日本、富岡高卒)は「3年ぶりの世界選手権だが、意識せずに一つ一つの試合を全力で戦い、優勝を目指す」と力強く目標を語った。

 桃田選手は8日のインドネシア・オープンを制し、満を持して世界選手権の舞台に帰ってきた。今大会のキーワードに「守り」を挙げ「相手のウイニングショットを返すことで、プレッシャーを与えられる。しっかりと足を動かし、守り抜いて勝ちたい」と世界制覇への意気込みを話した。

 ■男子シングルス・桃田賢斗選手

 ―3年ぶりの世界選手権となる。思いは。
 「一戦ずつ勝ち上がっていくにつれて、感覚がつかめてくると思う。出場する選手の気合が(他の大会とは)違い、簡単に勝てないことは分かっている。勝ちたいという気持ちは強いが、力が入り過ぎてはいけない。自分の意識をしっかりと持ちたい。いつも通り自分の力を出せるように冷静なプレーをしたい」

 ―シード選手として世界選手権に戻った現状をどのように受け止めている。
 「世界ランキング6位になれたことは大きい。シード出場はアドバンテージであり、後半に疲れを残さない戦い方もできると思う」

 ―出場停止を経た2年を振り返って。
 「今、バドミントンをできることに感謝している。目の前の試合を一つ一つ全力で頑張るというスタンスだ。世界選手権にこだわってはいない。悔いのないプレーをするだけだ」

 ―優勝への期待がかかっている。
 「自信がないというわけではない。3年前と比べて成長しており、手応えはある。一戦一戦をしっかりと勝負していく。これまでは世界選手権での優勝を目標にしていたが、(頂点に立つまでの道筋が)明確にはなっていなかった。そこを見据えて準備したい」

 ―東京五輪の競技日程が発表された。
 「次の大会は世界選手権であり、東京五輪についてはまだ全く考えていない。応援してくださる皆さんの期待に応えられるよう世界選手権を頑張りたい」

 ―県民は活躍を心待ちにしている。メッセージを。
 「福島は第二の故郷。たくさんの人たちにお世話になった。被災した方々に明るいニュースを届けられるよう大きな舞台で活躍し、皆さんに恩返しをしたい」