売掛金316万円「着服」 JA福島さくら、男性職員を懲戒解雇

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 JA福島さくら(本店・郡山市)は20日、いわき市の支店に勤務する20代の男性職員が、顧客から集金した売掛金316万6647円を着服していたと発表した。男性職員は着服を認め、家族が全額を弁済したという。同JAは同日付で男性職員を懲戒解雇処分とした。刑事告訴するかどうかについて「顧問弁護士と相談して判断する」としている。

 同JAによると、男性職員は昨年9月から今年6月にかけて、業者と委託契約していたシロアリの防除代などとして、顧客8人から集金した売掛金9件分を入金せず、着服した。男性職員は消費者金融に借金があり、返済に充てていたほか、パチンコなどの遊興費に使っていたという。

 男性職員は2015(平成27)年4月に入組。今年3月にいわき市の支店に異動となり、購買などを担当していた。男性職員が未収扱いの伝票を作り支払いを先延ばしていたことが、上部団体による監査の事前調査で発覚した。

 本店で記者会見した組合長は「絶対にあってはならない。信頼回復に誠心誠意取り組む」と述べ、陳謝した。同JAは再発防止に向け内部管理態勢の再点検などを進める。男性の氏名を非公表にしたことについて、同JAは年齢などを含め総合的に判断したとしている。