葛尾栽培「コチョウラン」首都圏へ初出荷 産業創出で震災復興

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コチョウラン栽培施設を見学する関係者

 産業創出で震災復興につなげようと葛尾村で栽培されていたコチョウラン「hope white」(ホープホワイト)は21日、首都圏に向けて初出荷された。同村のコチョウラン栽培施設で初出荷式が行われ、出席者が花を通した地域振興を願った。

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が一昨年、村の大半で解除されたことから、村が栽培施設の整備を進めた。農業法人「かつらお胡蝶蘭合同会社」がコチョウランを栽培。年間出荷4万8千株、売り上げ1億4000万円を目指す。

 メディオテック(東京)が太陽光発電による電力供給、栽培指導などの面で協力している。商品名には「未来に希望を抱く」思いを込めた。

 式では、篠木弘村長が「村の復興の一助となるよう期待したい」とあいさつした。吉野正芳復興相、畠利行副知事、吉田栄光県議会議長らが祝辞を述べた。同合同会社の杉下博澄さん(37)が商品を積み込み、トラックが出発した。施設の内覧会も開かれた。