野球、ソフト「金」宣言 東京五輪まで2年、大交流ミーティング

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グラウンドを歩いて視察する稲葉(右)、宇津木両氏=24日午前、福島市・あづま球場

 「福島で試合をするのが楽しみ」「金メダルに向けて頑張りたい」。2020年東京五輪の開幕まであと2年となった24日。野球・ソフトボールの一部試合が行われる福島市で、五輪の機運を盛り上げる「ふくしま大交流ミーティング」が開かれ、野球日本代表の稲葉篤紀監督とソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督がパネル討論で五輪の目標を宣言した。「2年はあっという間」と口をそろえた両監督。福島県から幕を開けるスポーツの祭典へカウントダウンが本格化する。

 ソフトボールは全競技のトップを切って開幕前の7月22日、野球は同29日に福島市のあづま球場で日本戦が行われる競技日程が決まったばかり。内堀雅雄知事と一緒にパネル討論を繰り広げた両監督に、来場者から熱い視線が送られた。

 代表選手について、稲葉監督は「一流選手をまとめるのは難しい。選手には自分の立ち位置を大切にしてほしい」と繰り返した。宇津木監督は、7月22日の五輪初戦が38歳の誕生日となるエース上野由岐子投手を挙げ「もう一人の上野をつくらなければ」と、さらなる選手層の強化を誓った。

 グラウンドの全面人工芝化などの工事が進められるあづま球場や本県の印象についても話題が膨らんだ。宇津木監督は「投手のボールが見えやすく、やりやすい球場。サクランボやコメもおいしい」と絶賛。稲葉監督はパネル討論後、報道陣の取材に「慣れていない球場での初戦は気分転換となり、いい意味で緊張がほぐれる。(全面人工芝になった後に)できれば1、2試合やりたい」と話した。

 討論会では、本県に勤務経験のあるフリーアナウンサー住吉美紀さんがコーディネーターを担当。内堀知事が選手や観客の輸送、安全対策、暑さ対策などに取り組む決意を口にした。

 ミーティングに先立ち、福島大の学生団体「わだち」のメンバーが五輪を契機としたレガシー(遺産)の創出について発表した。

 ◆あづま視察「いい球場」 

 野球日本代表の稲葉篤紀監督とソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督が24日、2020年東京五輪野球・ソフトボール競技の会場となる福島市のあづま球場を視察に訪れた。

 2人は県の担当者から球場の改修計画などについて説明を受け、球場内を一回り。稲葉監督は「いい球場だね」などと感想を話したほか、同球場で6月に行われたソフトボール女子国際親善試合日米対抗について、チームを率いた宇津木監督に尋ねるなどしていたという。