低体重の赤ちゃん...母親「ずっしり重い」 福島医大病院を退院

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 福島医大病院で昨年12月11日、304グラムの超低出生体重で生まれた赤ちゃんが26日午後、体重3650グラムの元気な姿で退院した。抱っこした母親(35)は「ずっしり重い。大きくなって良かったという気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。

 同病院によると、超低出生体重で生まれてその後退院に至ったケースとして、県内で過去最も低体重の赤ちゃん。母親のおなかにいる時、へその緒から血液が届きにくい危険な状態となり、妊娠24週で帝王切開で生まれた。

 病院の新生児集中治療室(NICU)で、未熟児網膜症の手術など医師や看護師による治療、看護が続いた。6月ごろから十分な量のミルクを飲み、活発に動くまで成長し、生後7カ月で退院することになった。

 郡山市在住の両親が福島市の同病院で報道陣の取材に応じた。父親(48)は「300グラムで生まれた時は『生きてくれるのかな』と思った。NICUでたくさん励ましをいただいて、この子もそれに応えた。3人で頑張って生きていきたい」と感謝を語った。

 男性主治医(42)は「生まれたのが昨日のことのよう。マンパワーが不足している中で、看護師が大事に見てくれた結果だと思う」と話した。