「相馬野馬追」28日開幕 浪江で騎馬武者行列...8年ぶり再開へ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 勇壮な戦国絵巻を繰り広げる相双地方の国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が28日、開幕する。今年は、東京電力福島第1原発事故の影響で中止されていた浪江町での騎馬武者行列が8年ぶりに再開する。震災前とほぼ同じ行事日程で行われる野馬追に、関係者からは「相双の夏が復活する」と喜びの声が上がっている。

 同町で再開するのは28日の出陣式と行列、29日の本祭り終了後に帰還する凱旋(がいせん)行列、標葉(しねは)郷騎馬会の騎馬武者たちによる標葉郷神旗争奪戦。参加する騎馬武者は震災前年の2010(平成22)年が60騎で、今回は54騎が参加する見通し。

 28日は5郷の出陣、南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で宵乗り競馬、29日は同祭場地で本祭りの神旗争奪戦、甲冑(かっちゅう)競馬、最終日の30日は同市小高区の相馬小高神社で野馬懸(のまかけ)が行われる。