南相馬・小高区で「火の祭」 幻想的な火の玉と花火で夜空彩る

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幻想的な火の玉と花火で夜空を彩った「火の祭」

 29日に行われた「相馬野馬追」の本祭りでは、約430騎の騎馬武者が、南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地に向けて勇壮に進軍した。同祭場地には約3万5000人が訪れ、迫力あふれる甲冑(かっちゅう)競馬や神旗争奪戦に大きな声援を送った。

 南相馬市小高区では「火の祭」が開かれ、約4000発の花火と、約2000灯の火の玉が夏の夜を彩った。

 火の祭は相馬野馬追で凱旋(がいせん)する小高郷の騎馬武者を迎えるため、村々にかがり火をともしたのが由来とされる儀式。

 同区前川周辺の道沿いには、地面に突き刺した棒の先端からつるした布の玉が並んだ。花火の打ち上げ直前に火がともされると、夜道を照らす「火の玉」が現れ、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。夜空を彩る大輪の花とともに訪れた人々は小高区の夏の風物詩を堪能した。