消防団員に「一斉火災情報」 須賀川市、福島県内初アプリ導入

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消防団参集アプリ「S.A.F.E(セーフ)」

 須賀川市は今月、火災情報などを市消防団員が共有し、迅速な出動につなげる福島県内初の消防団参集アプリ「S.A.F.E(セーフ)」を導入した。31日までに全団員に登録してもらい、本格運用を目指す。

 同市には、出火や鎮火を市民に直接通知する防災メール配信サービスがない。このため、消防署からメールで出火情報を受けた消防団幹部が電話や無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで各団員に手動で連絡する必要があった。

 アプリ導入で、発生情報が専用のサーバーを経由して団員に転送されるため、情報共有の迅速化と徹底が図られた。アプリにはこのほか、発生場所や出動状況、消防車両の配置、消火栓、防火水槽の位置を団員間で共有するなどの機能がある。

 アプリは企業ホームページ制作業情報整備局(須賀川市)と国際情報工科自動車大学校(郡山市)との共同開発。須賀川市消防団員で情報整備局代表の和田晃司さん(34)とシステム開発者の斎藤浩平さん(36)が「団員全員が火災発生を確認できる仕組みが必要」と開発に乗り出した。和田さんは「アプリが団員の助けとなり、被害抑制につながれば」と語った。