仮置き場設置の絵画修復 保原高美術部、アーカイブ施設に寄贈へ

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先輩が描いた絵を修復する部員

 保原高美術部は7月30日、伊達市の保原中央交流館で、除染で出た廃棄物の仮置き場に設置されていた絵画の修復作業を行った。

 絵画は県が双葉町に開設を予定するアーカイブ拠点施設(震災記録施設)に寄贈される予定。

 修復した絵画は、同部が市の依頼を受け、仮置き場の殺風景な外観に彩りを加えようと製作。2014(平成26)年2月、同市保原町の平地区仮置き場に設置された。

 同仮置き場は今年9月から廃棄物の搬出が始まり、いずれなくなるため、市は絵画の活用法を模索していた。

 絵画は設置から4年以上がたち、色が落ちていたため製作を手掛けた部員の後輩たちが修復することになった。市が事前に放射線量を測定、問題がないことを確認して作業は行われた。

 作業に当たった古関夏海部長(2年)は「先輩たちは被災した人たちが元気になるようにと絵を描いたと思う。私たちもいろいろな人に笑顔を届けられるように頑張って修復したい」と話した。