「東北中央道」10~11月に社会実験 沿線活性化へ道の駅連携

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 相馬市から山形県米沢市をつなぐ東北中央道と沿線の「道の駅」を活用し地域活性化に取り組む社会実験が10~11月に行われる。道の駅を拠点とした周遊バス運行や情報発信、レンタサイクル事業など、広域周遊の取り組みで沿線地域の活性化を図る。木幡浩福島市長が31日の定例記者会見で発表した。

 社会実験は、東北中央道沿線の「そうま」(相馬市)、「伊達の郷りょうぜん」(伊達市)、「米沢」(山形県米沢市)の各道の駅と、2020年度中の開業を予定する福島市の「(仮称)ふくしま」を想定し、同道の駅に近い十六沼公園(福島市)を拠点に行う。

 試験的に相馬~米沢間の道の駅に停車する周遊バスを運行する(10月下旬の2日間)ほか、道の駅に広域情報コーナーを設置。地域周遊の取り組みとして道の駅周辺の周遊バス(伊達、米沢)、レンタサイクル(十六沼)、自転車利用者の受け入れ(相馬)などに取り組む。観光施設を巡るスタンプラリーも実施する。

 東北中央道沿線は互いのつながりが少なく、連携の不足も指摘されている。全線開通後は、通過地域となるとの不安の声も上がっており、社会実験を通じて道の駅の活用と沿線地域の活性化につなげる方針だ。

 福島、相馬、伊達各市、桑折町、山形県米沢市の5市町と商工観光団体など計22団体でつくる「東北中央道地域活性化社会実験協議会」(会長・木幡浩福島市長)が主体となって実施。木幡市長は「今後も米沢市を含めた広域観光を発展的に進めていきたい」と語った