浪江4路線の自由通行再開 国道399号など、利便性向上に期待

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
ゲートが開放され、葛尾村に向けて走行する車両=2日午後0時5分ごろ、浪江町

 政府などは2日、浪江町の帰還困難区域を通る国道399号など4路線計約16キロの通行制限を解除した。通行制限の解除により、同町から郡山、二本松両市に避難している被災者の一時立ち入りの利便性が向上、葛尾村から県北地方へのアクセス向上などが期待される。

 自由通行となるのは国道399号(約4.2キロ)、国道459号(約4キロ)、県道いわき浪江線(約4.7キロ)、県道落合浪江線(約3キロ)。県道2路線は2011(平成23)年4月から、国道2路線は13年4月からいずれも東京電力福島第1原発事故に伴い一般車両の通行が禁止され、通行証が発行された住民や復興事業者らの通行が日中のみ認められていた。

 このうち浪江町の国道114号と国道399号交差点では2日正午にバリケードが開放され、一般車両や復興関連作業車が行き交った。

 浪江町から本宮市に避難する会社役員(37)は「自由に通行できる道が増えれば選択肢も増える。時間を気にせずに通行できるようになり、利便性が向上する」と歓迎した。