何者かが捨てたか...「愛玩犬」26匹保護 マルチーズなど路上放置

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NPOに保護された2匹のマルチーズ。手前の1匹は保護当時、事故で命に関わるけがをしていた

 伊達市と桑折町、山形県米沢市で6~7月にマルチーズなど愛玩用の犬計26匹が保護されたことが3日、動物保護活動を行う福島市のNPO法人「SORAアニマルシェルター」への取材で分かった。このうち20匹は同じ犬種とその雑種だった。同団体は何者かが犬を捨てた可能性があるとして県警に相談している。

 同団体によると、スタッフが6月24日に伊達市の道路で小型室内犬「マルチーズ」1匹を保護。県動物愛護センターが同27日~7月6日にかけ、最初の発見場所から数百メートル離れた場所で5匹、同市でも5匹のマルチーズが一緒にいるのを保護した。同センターが保護した10匹のうち1匹は命に関わるけがをしていたという。

 このほか、同センターが6月25~27日に桑折町でボーダーコリーやラブラドールレトリバー、ミニチュアダックスフントなど6匹を保護した。山形県米沢市でも6月6~13日、同県置賜保健所がマルチーズ系の雑種9匹を保護した。

 保護されたのはいずれもペットとして人気の高い犬種。本県で保護されたマルチーズの多くは推定年齢が3~5歳で毛色がほぼ同じという。保護された犬のうち十数匹は3日までに県動物愛護センターなどを通じて希望者に譲り渡された。

 同団体の担当者は「ペット業者が必要以上に繁殖させて行き詰まったり、個人が面倒を見きれないほど犬が増えてしまい、路上に捨てた可能性がある」と話している。

 動物愛護管理法によると、愛護動物を遺棄の刑罰は100万円以下の罰金。