「第九」100周年記念公演へ始動 会津若松で9月に300人合唱団

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栗村さん(左)の指導で、練習に臨む会員

 会津第九の会(小熊慎司会長)は7日までに、9月24日に会津若松市の會津風雅堂で開く第九アジア初演100周年記念公演「会津第九演奏会2018」に向けた練習を開始した。

 本番まで週2回のペースで稽古を重ね、晴れの舞台で歓喜の歌を熱唱する。

 第九のアジア初演は1918(大正7)年、徳島県鳴門市にあった板東俘虜(ふりょ)収容所で行われた。当時、収容所長を務めた会津若松出身の松江豊寿は捕虜を人道的に扱い、演奏を実現させた。

 節目を祝う演奏会は鳴門市などで開かれており、松江の故郷会津での公演は、第九愛好家にとって100周年を記念する関連行事のフィナーレに位置付けられている。

 公演には、会津第九の会会員のほか、鳴門市や青森県むつ市など全国から約150人が駆け付け、300人規模の合唱団がステージに立つ。

 会津若松市の会津稽古堂で開かれた初練習では、同市の栗村美喜子さんらが指導に当たり、会員が歌声を響かせた。小熊会長は練習に先立ち「松江がいなければ初演が実現できなかったことをかみしめ、会津で歌うことを誇りに思い、演奏会を成功に導こう」と呼び掛けた。

 演奏会は午後1時30分に開演する。入場料は一般2千円、高校生以下500円。

 問い合わせは会津第九の会(電話0242・27・0065)へ。