福島県「熱中症」搬送は過去最多1320人 7月の『猛暑』要因

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 県内の今年の熱中症による搬送者は5日現在で1320人で、統計が残るうちで年間最多だった2015(平成27)年5~9月の1206人を上回ったことが7日、総務省消防庁のまとめ(速報値)で分かった。死亡は2人。猛暑日が多かった7月に搬送者が増えたことなどが主な要因とみられる。8月も平年より気温の高い日が多いと予想され、警戒が必要だ。

 総務省消防庁によると、15年の搬送者数の統計は5~9月。今年は4月30日から統計をとっており正確な比較はできないが、6月以降だけでも搬送者は1245人で15年を上回っている。連日の猛暑日となった7月30日~5日までの1週間では270人が病院に運ばれた。

 症状別の内訳は、3週間以上の入院が必要な重症が27人、短期入院が必要な中等症が361人、軽症が930人。年齢別では65歳以上の高齢者は692人で全体の52.4%を占めた。

 県消防保安課は「高齢者は特に注意してほしい。体感温度で判断せず、温度計で気温を確認して熱中症対策を取ってほしい」と呼び掛けている。