台風13号、福島県「交通」影響 県道など通行止め、JR運休へ

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まつり会場で露店の撤去作業を急ぐ出店者=8日午後、いわき市平

 強い台風13号の影響で県内は8日、各地で雨となり、県道など6路線が通行止めとなった。通行止めは磐梯吾妻スカイラインや新地町大戸浜の県道相馬亘理線、福島市土湯温泉町の県道本宮土湯温泉線、いわき市四倉町の県道豊間四倉線など。

 福島地方気象台によると、台風は9日昼前から夕方にかけて暴風域を伴って本県に最接近し、上陸する恐れがある。海上を中心に暴風や猛烈なしけとなり、激しい雨も見込まれる。

 台風接近を受け、JR東日本は9日の始発から常磐線勝田―いわき間で普通列車と特急列車を運休する。運休は昼ごろまで。いわき―富岡間と浪江―仙台間は通常通りで、品川―勝田間は午前の本数を減らして運転する。

 福島空港大阪線は9日、強風のため午前10時40分伊丹発福島行きのアイベックス79便・全日空3179便と、折り返しの午後0時15分福島発伊丹行きのアイベックス80便・全日空3180便が欠航する。

 「いわきおどり」初の中止

 台風13号の接近に伴い、県内で8、9日に予定されていた祭りや式典などが相次いで中止となった。

 いわき市のJRいわき駅前で8日夕から予定されていた「第37回いわきおどり」は1982(昭和57)年の第1回開催から初めて中止に。実行委によると、今年は124チーム、約7000人の参加を見込んでいた。

 9日は、浪江町で予定されていた世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」の起工式や、福島ロボットテストフィールド(南相馬市)の一部開所に伴い新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などが企画していた施設の視察会が取りやめとなり、原発事故に伴う帰還困難区域への一時帰宅も中止される。郡山市は親子を対象に企画した「日本遺産・親子バスツアー」の中止を決めた。