子どもたちに「養蚕」紹介 福島稲荷神社、三笠宮彬子さま参加

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彬子さま(右から3人目)と一緒に真綿を引き伸ばす子どもたち

 子どもたちに日本文化の素晴らしさを体験してもらう活動に取り組む「心游舎」(事務局・大阪市)は8日、福島市の福島稲荷神社で繭糸や真綿を使ったワークショップを開いた。心游舎の総裁を務める三笠宮彬子さまも参加され、織物を織る体験などを通して子どもたちと交流を深めた。

 復興支援プロジェクトの一環で、福島市で2014(平成26)年に開かれたワークショップに続いて2度目。今回のテーマは本県を代表する産業だった「養蚕」。市内の小、中学生12人が参加し、同市飯坂町の「染織工房おりをり」の鈴木美佐子主宰が講師を務めた。

 彬子さまは「地元の文化を地元の人に知ってもらうことが、日本の文化を未来に伝えることになる」とあいさつされ、同神社の丹治正博宮司が「福島の文化を知ってほしい」と呼び掛けた。ワークショップではカイコを眺め、真綿から糸を紡いだり、機織り機で織物を織ったりした。

 福島市の庭坂小3年の児童(8)は「糸つむぎなどの体験が楽しかった」、福島二中3年の生徒(14)は「日本の文化に目を向けるきっかけになった」と話した。全員が織った織物は同神社に奉納された。