福島の山林で「アライグマ」撮影される 在来生物への影響懸念

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 福島市の山林で特定外来生物のアライグマが撮影された。福島市などによると、同市ではこれまでアライグマの目撃情報はあったものの、撮影は珍しいという。日本野鳥の会ふくしまが定期的に行っている調査で、自動撮影カメラが捉えた。

 アライグマは北米原産。1970年代に人気となったテレビアニメの影響でペットとして飼われるようになったが、気性が荒いため、手に負えなくなり、飼い主が捨てたことで繁殖したとされる。県内では、2000(平成12)年に南相馬市原町区で初めて確認され、浜通りを中心に増え続けているとみられる。

 日本野鳥の会ふくしまの細井俊宏さん(44)によると、アライグマは雑食で木に登るのも得意なため、野鳥の巣を襲うなど在来生物への影響が懸念される。また生息地では、農作物被害が深刻化しているという。