特攻隊・坂本さんの資料展示 いわき、戦時中の様子伝える

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写真などが並ぶ展示会

 旧飯野村(いわき市平上荒川周辺)出身で、第2次世界大戦中の「神風特別攻撃隊」として動員された坂本由一さんの、戦時中の様子を写した写真や資料などが、同市暮らしの伝承郷に展示されている。20日まで。

 坂本さんの知人やゆかりの地を巡り、資料や写真を収集した永山銀一さん(いわき市)によると、坂本さんは1938(昭和13)年4月に、旧制磐城中(現磐城高)に入学。41年10月に東京陸軍航空学校に入学し、卒業後、陸軍飛行第75戦闘隊に配属された。

 出撃命令が3度出されたが、天候悪化や機体不良により出撃することなく終戦。除隊後、古里に戻ったという。

 永山さんによると、坂本さんは帰郷後、姉を頼り上京。戦争のことを語ることなく、2013(平成25)年に死去したという。

 展示会場には、当時の日本兵の訓練風景や坂本さんの若い頃の写真、当時の新聞記事などが展示されている。

 時間は午前9時~午後5時(入館は同4時30分)。火曜日は閉館。

 問い合わせは市暮らしの伝承郷(電話0246・29・2230)へ。