いわきの3海水浴場、今季開設終了 利用者は『倍増』9万人超

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砂浜で砂遊びを楽しむ家族連れ=16日午後、いわき市・薄磯海水浴場

 いわき市の四倉、薄磯、勿来の3海水浴場は16日、開設期間を終了した。15日時点の海水浴場利用者は9万4376人で、天候不順などで利用者数が伸び悩んだ昨夏の利用者数約4万6000人の2倍に上り、関係者は来年以降のさらなる海水浴客増に期待を寄せる。市によると、7月14日の海開き以降、天候に恵まれ、連日暑い日も続いた影響もあり、小中学校の夏休みが始まって以降は、市内外や首都圏から家族連れらが多く訪れ、利用者数も好調に推移したという。

 薄磯海水浴場で海の家を営む地元区長の鈴木幸長さん(65)は「再開した昨夏は天気に恵まれず、苦しい思いをした」と振り返り「今夏は海水浴場に活気が戻ってきた。足を運んでもらい、いい思い出をつくって帰ってもらうことが来年につながる」と喜ぶ。海水浴場近くで民宿も営む鈴木さんは「来夏以降は宿泊客も増やせるよう取り組み、地域の復興につなげていきたい」と意気込む。

 最終日も同海水浴場には、夏休み最後の思い出をつくろうと多くの家族連れでにぎわった。帰省中の娘家族らと5人で訪れたという郡山市の女性(67)は「震災以前に来た時と比べて周辺の景色は変わったが、孫たちが喜んでいる姿を見られて幸せ」と話した。