故人しのぶ6000個の「万灯供養」 福島とうろう流し花火大会

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
河原に灯籠が並べられ、花火が夜空を彩った福島とうろう流し花火大会=17日午後7時15分ごろ、福島市・阿武隈川河畔

 福島市の夏の風物詩、福島とうろう流し花火大会が17日、県庁裏の阿武隈川河畔で開かれた。故人の冥福を祈る約6000個の明かりが揺れ、市民が静かに手を合わせた。

 原発事故後、川底などの放射性物質の影響を考慮し、灯籠を流さず川岸に並べる「万灯供養」を行っている。法要に続き、焼香を終えた人々が次々と灯籠を並べた。

 同市の会社員、女性(32)は姉と、2人のおいと共に2月に亡くなった祖父=享年(93)=を弔い、「天国でおばあちゃんと楽しく過ごしてほしい」と話した。