夏の水辺に『冬の使者』?...福島・十六沼公園でハクチョウ確認

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十六沼公園内の沼で羽を休めるハクチョウ=18日、福島市

 福島市の十六沼公園内の沼に1羽のハクチョウがいるのが18日、確認された。通常ハクチョウは県内での越冬を終えて2~3月にロシア方面に旅立つが、この1羽は群れからはぐれたとみられる。真夏の水辺にたたずむ「冬の使者」の姿が、注目を集めている。

 同市小鳥の森の細井俊宏さんによると、確認されたのはオオハクチョウ。羽の色に灰色がかっている部分があるため、1~2歳の幼鳥と考えられるという。

 同施設には7月中旬ごろ、同公園に近いため池にハクチョウがいるとの情報が寄せられており、このハクチョウが公園内の沼に移動した可能性があるという。市内ではこのほか、松川町の水原川でもけがをしたハクチョウが確認されている。公園のハクチョウがけがをしているかは不明だが、細井さんは「オオハクチョウは雑草や水苔(みずごけ)を食べるので、釣り糸や針が水中にあると一緒に食べてしまう恐れがあるので注意が必要。ストレスにも弱いので静かに見守ってほしい」と話している。