復興支援へ熱いプレー いわきFCとFC今治、いわきで対戦

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2141人が応援する中、躍動した選手たち=19日午後、いわき市・いわきグリーンフィールド

 サッカーのいわきFC(東北社会人リーグ2部南)とFC今治(日本フットボールリーグ)は19日、いわき市のいわきグリーンフィールドで、復興支援「WALK TO THE DREAMチャリティーマッチ2018」を行った。

 いわきスポーツクラブと県サッカー協会の主催、いわきサッカー協会の後援、I&Iグループの特別協賛、福島民友新聞社などの協賛。試合は1―0で今治が勝利した。

 同日、大倉智いわきスポーツクラブ社長からFC今治の工藤直人監督に愛媛県への西日本豪雨義援金(11万4808円)が託された。

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 「スポーツの力で笑顔にする」。19日にいわき市で行われたサッカーのいわきFCと日本フットボールリーグ(JFL)FC今治のチャリティーマッチは、2141人の観客を前に、両チームが諦めない気持ちと質の高いプレーで復興の道を歩む市民らを励ました。

 いわきの復興支援試合は3年目。試合後、両チームの選手が横断幕を手に「夢に向かってともに歩もう」との思いでグラウンドを一周した。

 「(いわきFCの)最後まで倒れないスタイルで一生懸命戦えた。『また頑張ろう』と子どもから大人まで思ってもらえるサッカーができた」。いわきの田村雄三監督(35)は復興支援試合を総括した。

 試合前、大倉智いわきスポーツクラブ社長(49)が「スポーツは人を笑顔にすることができる。一生懸命プレーする姿は元気を与えることができる」と観客に思いを伝えた。

 ゲームキャプテンを務めた平岡将豪選手(23)は震災時にJFAアカデミー福島に在籍。「自分も被災した立場で、被災地から明るいニュースを届けたかった」と振り返った。

 西日本豪雨で選手たちもボランティア参加したという今治の工藤直人監督(36)は「勝つことで勇気を与える。いわきの人とともにそれぞれの夢をかなえていきたい」と話した。

 チャリティーマッチの収益の一部は後日、いわき市に寄付される。