4カ国の留学生、復興考える 福島大が友好大使育成へ招待

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放射能と食の関係について語る越智さん(左)

 福島大は16日、米国や英国など4カ国の大学から短期留学生を本県に招き、フィールドワークなどを通じて本県の復興を発信する友好大使を育てる「フクシマアンバサダープログラム(FAP)」を開始した。参加者は東京電力福島第1原発の視察や被災地の住民との交流などを通じて本県の復興や今後の課題を考え、世界に発信する技術を学ぶ。

 13回目の開催。初日は留学生24人と福島大の学生26人が参加し、三春町の県環境創造センター交流棟コミュタン福島で展示の見学や日本語研修を行ったほか、福島市の環境再生プラザで東京慈恵会医大の越智小枝医師の講演を聞いた。

 越智医師は「放射能のリスクマネジメント 食べるものをどのように決めるか」をテーマに講演。「少々の内部被ばくというリスクと食文化やおいしさ、旬の楽しみなどの良い面を比較した時、リスクを知った上で食べることも、放射能リスクを避けて食べないこともともに選択肢としてあり得る」とし、自らの価値観で選択することの大切さを語った。

 同プログラムは24日までの日程で行われる。今後、飯舘村や南相馬市などを訪れ、本県の復興や被災状況を学ぶ。