「二本松の菊人形」伝統継承へ 霞ケ城公園で『菊着け体験』

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人形に菊の衣装を着せる菊着け体験

 二本松市の秋を彩る伝統行事「二本松の菊人形」(10月10日~11月25日)の主役となる人形に菊の衣装を着せる「菊着け体験」が18日、同市の霞ケ城公園菊人形会場予定地で開かれた。

 人形の衣装作りなどに励む「菊師」の仕事体験や伝統技術の継承を目的に二本松菊栄会が企画した。菊人形を全国にPRする「菊むすめ」を含む男女11人が参加し、菊師の渡辺アイ子さんと斎藤ナツイさん、鈴木耐子さんの指導を受けた。

 参加者は指導を受けながら、菊を数株ずつまとめ、根を水ゴケで包む「人形菊の根巻き」、人形の下地(胴殻)にヒノキの葉をのせる「ヒ葉付け」、菊の根巻きした部分を胴殻に挿し込み、茎を折らないように曲げて結び付ける「菊着け」といった伝統の技術に挑戦した。

 菊むすめの溝井茜梨(あかり)さんは「伝統技術を伝えるためにも体験してよかった」、国分ゆうかさんは「思っていたより複雑で、菊師の大変さが分かった」と今後のPR活動に生かす知識を得ていた。