郡山市役所に相談業務拠点 JICA東北、企業の海外展開支援

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 国際協力機構(JICA)東北は、民間企業の開発途上国への海外展開などを支援する「JICA郡山デスク」を郡山市役所に設置する。相談業務などを担う国際協力推進員1人を配置し、9月3日に業務を始める。地元企業の海外展開支援を目的とした拠点設置は高知、熊本両県庁に次いで3例目で、市町村では初めてとなる。

 市が21日発表した。同デスクは、政府開発援助(ODA)を活用した民間企業の海外展開のほか、自治体、民間団体、企業による国際協力事業を支援する。民間企業が持つ技術やノウハウ、知見などを活用し、開発途上国が抱える課題解決につなげる狙いがあり、これまでに産業廃棄物の処理や生活排水処理水準の向上などで支援した実績がある。

 市は、海外展開への企業参画の環境づくりを進めたい考えで「県内企業の視野を広げるなど、海外への進出を手助けすることで地場産業の振興や地域活性化に結び付けたい」と期待する。

 JICA東北と市は23日、同デスクの設置に関する協定を結ぶ。