復興補助金1500万円詐取容疑 領収書偽造、会社社長を再逮捕

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 相馬市の水産加工会社社長らによる復興補助金詐欺事件で、県警捜査2課と相馬署は21日、詐欺の疑いで同市、水産加工会社社長の容疑者(44)=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は、水産加工設備の導入費を水増しした架空の領収書などを県に提出、2012(平成24)年8月に、東日本大震災の被災企業を支援する「中小企業グループ補助金」1500万円をだまし取った疑い。県警によると、容疑者は「領収書の偽造はしていない」などと供述、容疑を否認しているという。

 県警によると、容疑者は震災の揺れで設備が壊れたとして県に補助金を申請していた。提出した領収書は、容疑者が関連業者に指示して偽造したとみられる。

 県警は、容疑者が壊れたとしている設備が本当にあったのかどうか、また、領収書の偽造に業者がどの程度関わったかなども調べている。

 容疑者は水産加工会社と別名義で、導入していない設備が津波で被災したと装い補助金4661万3000円を詐取したとして詐欺容疑で逮捕、起訴された。領収書を偽造して容疑者を手助けしたとして宮城県東松島市、電気工事業、被告(70)が詐欺ほう助の容疑で逮捕、起訴されている。