2学期も暑そう...福島市「屋外の安全徹底」 小・中学校で対策

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 暑さの猛威がやまない。福島市の猛暑日日数が過去最多となった22日は、県内8観測地点で今年最高を記録。今年の県内の熱中症搬送者は既に過去最多となっている。県内各地で厳しい暑さが長引き、対策が引き続き必要となりそうだ。

 猛暑日日数が過去最多となった福島市は、熱中症搬送者数も過去最多となっている。県内の多くの公立小中学校は27日に2学期が始まるが、同市教委は各学校に熱中症への注意喚起を継続するよう指示。市教委担当者は「教室にはエアコンが配備されているので、屋内は安心できる。問題は屋外活動で、子どもたちの安全を優先するように徹底したい」と語った。同市教委は、原則35度以上の場合は屋外活動を禁止している。日陰での場合などは、各学校の判断に委ねている。

 文部科学省がおおむね3年に1度実施している公立学校施設の冷房設置状況調査によると、本県の小、中学校の設置率は昨年4月現在、54.4%で前回調査の14年から35.6ポイント上昇した。全国で11番目、東北地方と北海道では最も高い。

 原発事故直後、県内の学校では窓をなるべく閉め切ったまま授業や部活動が行われていた。県教委は、各自治体が暑さ対策として補助金を活用した冷房の設置に踏み切り、設置率が急激に上昇したとみている。

 このほか、県内の設置率は幼稚園が85.1%(前回62%)に上ったが、高校が33%(同30.5%)、特別支援学校が47.5%(同39.9%)といずれも全国平均を下回っている。