貯水量ゼロに...「新宮川ダム」 山などからの自流水のみ放流へ

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 会津宮川地区(会津美里、会津坂下町)に農業用水を供給する新宮川ダム(会津美里町)の貯水量が23日にも、ほぼゼロとなることが分かった。

 貯水ゼロは2005(平成17)年の使用開始以来初めてとなる。会津宮川土地改良区(理事長・渡部英敏会津美里町長)によると、22日現在のダムの貯水率は0.7%。23日以降は、山などからダムに流入する「自流水」のみを放流する。

 同改良区は22日、渇水対策で、集落など関係団体の長を対象に渇水対策費用を補助することを決めた。

 1週間程度少雨続く

 福島地方気象台は22日、少雨についての気象情報を発表した。会津と中通りを中心に5月下旬から続く雨が少ない状態は、今後1週間程度は続く見込みという。同気象台によると5月21日から8月21日までの降水量は会津若松市で119.0ミリで平年の30%、福島市では168.5ミリで平年の41%にとどまっている。

 今後1週間程度は前線や湿った空気の影響で曇りの日が多く、雨が降る所もあるが、少雨を解消するほどまとまった雨が降る可能性は小さい見込みという。