「コンベンション」優先的整備 JR福島駅東口前の市公共施設

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 福島市中心部の複数の公共施設の再編整備の方向性を検討している「市公共施設の戦略的再編整備検討委員会」(委員長・佐藤滋早大教授)は23日、市役所で第3回会議を開き、JR福島駅東口前に、展示会や会議が行える「コンベンション施設」を優先的に整備する方向で一致した。市の方針と同調しており、同委員会は「交流人口拡大で駅前需要の創出や復興推進につながる」とした。

 民間や有識者らで組織する検討委は、同駅東口に面する市街地の民間再開発の動きを受けて検討を始めた。コンベンション施設の整備は「用地取得などを考慮すると民間との連携が有力」とし、運営は「合理化や利便性から官民連携や民間アイデアを取り入れるべき」と提案。老朽化している公会堂(休館中)や市民会館をコンベンション施設に統合し、具体的な規模や機能は検討課題とした。このほか老朽化している災害対策拠点や防災拠点は優先的な再整備が急務と指摘した。

 今後、検討委は10月に最終の会議を開いて提言内容をまとめる。さらに同時並行で中心市街地のにぎわい創出について検討している「市中心市街地将来ビジョン検討委員会」と提言内容を統合し、11月に市に提言書を提出する。