郡山、いわき市が障害者雇用率「誤算定」 等級変更気付かずなど

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 郡山、いわき両市は24日、障害者雇用率の算定に間違いがあったと発表した。郡山市は職員2人の障害等級が変更されたことに気付かず、いわき市は障害者手帳を持たない職員2人を算定に加えていた。

 障害者雇用率の制度では、重度障害者1人を2人分に換算して雇用率を算出する。郡山市は障害等級1級だった職員がその後、3級と4級に変更されていたが、変更に気付かず2人分換算のまま計算した。このため本年度の障害者雇用率を2.52%から、法定雇用率(2.5%)を下回る2.44%に修正した。

 いわき市では、2人が障害者手帳所持者と同じくらいの障害があると判断し、算定に加えていた。同市の障害者雇用率は2.43%から、2.32%に下がった。いずれも法定雇用率を下回っている。

 福島民友新聞社の調べでは、県内59市町村のうち郡山、いわき両市以外で、障害者雇用率の算定を誤って国に報告していたケースは24日現在、なかった。一部で算定に誤りがなかったか調査中の自治体があるものの、大半は障害者手帳の有無を確認した上で雇用していた。町村部では人が集まらず、障害者を雇用していない自治体もあった。