「電力変換装置」開発へ 福島県と再生可能エネルギー関連8社

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新たなパワーコンディショナーの開発方針を確認した初会合

 県や県内外の再生可能エネルギー関連企業など8社は24日、全てのメーカーの太陽光パネルに対応できる家庭用のパワーコンディショナー(電力変換装置)の開発に着手した。楢葉町で同日、開発に向けた初会合を開き、県や参加企業の代表者が開発の方向性などを確認した。

 パワーコンディショナーは、太陽光パネルで発電した「直流」の電力を「交流」に変換し、家庭などで安定的に使えるようにする装置。県によると、現在、市場に流通しているパワーコンディショナーは、太陽光パネルと同じメーカー産でなければ効果を発揮しない。

 東京電力福島第1原発事故後、県内で導入が進んだ太陽光パネルのパワーコンディショナーは耐用年数が終了する時期に差し掛かっている。

 県や8社は新たに開発するパワーコンディショナーの価格を大手メーカー産の7割程度に抑えて競争力を高める方針。併せて、より効率良く電力を利用するための蓄電池の開発も進める。2021年度の商品化を目指し、初年度は8億円、22年度は12億円、23年度は18億円を売り上げ目標に掲げた。