石川の「鈴木家主屋」が復元 自由民権運動学ぶ場に

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
復元された主屋の内部

 石川町字下泉の自由民権史跡「鈴木家主屋(重謙屋敷)」が復元された。24日、現地で開設式が行われ、関係者が郷土の歴史を学ぶ交流拠点の誕生を祝った。

 同主屋は石川地方の自由民権運動の中心人物の一人、鈴木荘右衛門と重謙親子の居宅。行政事務所としても使用され、区長だった河野広中が執務に当たった。町文化財に指定された後、1996(平成8)年に一時解体された。

 同町による復元には、柱や梁(はり)など元々の部材を使用、座敷や土間などが再現された。自由民権運動に関する資料や解説パネルを展示するほか、休憩場所や貸館としても活用する。周辺を含め「まちなか公園」として整備する予定。

 式では、加納武夫町長らがあいさつ、鈴木家の親族ら関係者がテープカットした。同屋敷周辺を拠点にまちづくり活動を続ける地元高校生を代表し、県立石川高の生徒が「多くの人が集まる場所となるよう活動したい」と述べた。

 入館は無料。開館は平日午前10時~午後6時、土、日曜日、祝日午前9時~午後5時。火曜休館。