「皆鶴姫伝説」に思いはせる 会津若松で墓前祭やパレード

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難波池に献花する義経役と皆鶴姫役の生徒

 会津若松市河東地域に伝わる悲恋物語「皆鶴姫伝説」にちなんだ第12回かわひがし皆鶴姫まつりは25日、同市河東町の広田西公園で開かれ、多彩なイベントが繰り広げられた。

 約820年前の平安時代に京都で生まれた皆鶴姫は、源義経と出会い慕い合う仲になったが、義経は平清盛に追われて奥州に向かい、皆鶴姫も義経の後を追い旅に出た。皆鶴姫は旅に疲れてこの地で病に倒れ、地元の人々の手厚い看病で回復したが、難波池に映った自身のやつれた姿を嘆き、「縁結びの神になろう」と池に身を投げたと伝わる。

 いずれも河東学園中3年で生徒会長の生徒が義経役、生徒会会計の生徒が皆鶴姫役を務めた。皆鶴姫の墓前などでは墓前祭が行われ、読経や献花、皆鶴講による吟詠歌「皆鶴姫慕情」などの後、義経役と皆鶴姫役の生徒が難波池に献花した。

 広田西公園では、義経役と皆鶴姫役の生徒が乗った山車を子どもたちが引き、パレード。良縁に恵まれるようにと御縁袋も配布した。会場には数多くの露店が軒を並べたほか、多彩なイベントや、やぐらを囲んでの会津磐梯山踊りや納涼花火が行われた。