会津鉄道が荷物便 東北初「貨客混載」、9月から5駅利用

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 会津鉄道(会津若松市)は9月、運転席脇のスペースを活用した荷物輸送「列車で!荷物便」を始める。

 西若松―会津田島間の5駅で積み込みや受け取りができる。乗客と荷物を同一列車で運ぶ「貨客混載」と呼ばれるサービスは東北で初めて。

 同社は「会津産の新鮮野菜や果物を迅速で格安に輸送できる」と、新たな輸送法の定着に期待している。

 国土交通省の貨物認可を28日までに受けた。荷物便を扱うのは西若松、芦ノ牧温泉、湯野上温泉、会津下郷、会津田島の5有人駅。利用者自身が列車に積み込み、受け取り側も列車に荷物を取りに行く。

 荷物は最大40センチ角で、重さは5キロ以内。箱や封筒に入っていることが条件で、料金は荷物1個200円。

 同社は会津トマトや会津アスパラなどを鮮度が落ちないうちに運ぶなどの利用を想定しており、トマトの場合は12個入りの4キロ袋が二つ積める計算という。

 担当の玉川俊一事業課長は「芦ノ牧温泉や湯野上温泉の旅館などに新鮮な農産物を運ぶことも可能で、利用者のニーズに応じて進化させたい」と話している。