福島・浄土平などで「植物盗掘」被害43カ所 監視体制を強化

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 福島県福島市の磐梯朝日国立公園・浄土平湿原など43カ所で、高山植物の盗掘跡が見つかっていたことが29日、環境省などへの取材で分かった。浄土平では昨年8月にも約100カ所の盗掘が確認されており、同省は監視カメラを設置して監視体制を強化している。

 同省や県によると、盗掘跡が見つかったのは浄土平11カ所、酸ケ(すが)平27カ所、鳥子平4カ所、仙水沼1カ所で浄土平を中心に約5キロの範囲。浄土平を管理する職員が10日に酸ケ平で盗掘跡を発見、24日までに43カ所の被害が確認されたという。

 自然公園法で採取が制限されている同省指定のラン科の「ホソバノキソチドリ」やリンドウ科の「ミヤマリンドウ」などの希少な高山植物が盗掘されたとみられる。県は同省と連携し、パトロールなどを通じて監視を強化する方針。