「ドローン」集客の柱に Jヴィレッジの全天候型練習場

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全天候型練習場でドローンを飛ばす山内課長

 9月8日の利用開始に先立ち、29日に報道陣に公開されたJヴィレッジ(楢葉、広野町)の全天候型練習場。運営会社のJヴィレッジは、ドーム型の屋根で覆われたグラウンドが気象条件に左右されずに利用できる特性を生かし、人気が高まる小型無人機「ドローン」の講習会の開催や大会誘致にも取り組む方針だ。

 東京電力福島第1原発事故で営業休止を余儀なくされた7年4カ月の間、国内には類似施設が整備された。原発事故前にJヴィレッジで開催されていた全国規模のサッカー大会などが県外での開催が中心となったため、運営側はドローンを通じて新たな利用者を獲得したい考え。

 全天候型練習場は鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積は約1万平方メートル。縦115メートル、横73メートルの範囲に人工芝が敷き詰められ、屋根までの高さは最大で約22メートル。ドローンの大敵となる強い風や雨を防ぐことができる。ドローン講師の資格を持つJヴィレッジ管理グループの山内正人課長(40)は「広さも十分で、ドローンの性能を最大限に発揮できる」と胸を張る。

 10月からは全天候型練習場を会場にドローンの操作技術などを教える講習会、12月には活用法を探るドローンサミットを開催する予定だ。