JR只見線での物流実験へ 特産品の流通活用目指す

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JR只見線での物流実験へ 特産品の流通活用目指す

   豪雨災害で一部区間の不通が続くJR只見線の活性化に向け、奥会津振興センター(三島町)や焼酎製造販売会社「ねっか」(只見町)などは年内にも、只見線を使った商品の運送が可能かどうかを調べる実証実験に着手する。

 乗客と荷物を同一列車で運ぶ「貨客混載」を想定し、将来的には同社のコメ焼酎「ねっか」など、地元特産品の流通に只見線を活用したい考え。

 県、JR東日本、NPO法人素材広場(会津若松市)などと連携して取り組む。

 列車の発着を妨げずに商品が入った段ボールを搬入できるかや運転中の揺れの大きさを調べ、只見線で荷物の運搬が可能かを確かめる。実証実験は乗客を乗せずに行う予定で、会津川口―会津若松駅間を利用する。

 同事業は29日までに、二酸化炭素(CO2)の排出量削減を目的にトラック輸送などから鉄道、海運輸送への転換を奨励・支援する国の「モーダルシフト等推進事業」に認定された。ねっかの代表社員脇坂斉弘さん(43)は「只見線が果たせる役割を検討し、活性化の足掛かりにしたい」と話した。