ハクチョウ家族ができた! いわき・鮫川、子ども成長を住民見守る

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
6羽で行動するコブハクチョウの家族。左の2羽が親鳥で右側が成長した子ども=8月30日、いわき市・鮫川

 いわき市南部を流れる鮫川に、けがをしてすみ着いた1羽のコブハクチョウが今春、家族をつくった。8月には、子どもが親と同じくらいの大きさに育っていることが確認され、住民らが子どもの成長を見守っている。

 日本野鳥の会いわき支部副支部長の吉田正明さんによると、くちばしの付け根にあるこぶが特徴のコブハクチョウは、日本には本来分布しない外来種。動物園などから逃げ出すなどした個体が各地の湖沼や河川などにすみ着き、繁殖することがあるという。

 鮫川にすみ着いた1羽はけがをして飛べない個体とみられ、以前から姿が確認されていた。今年の春には、けがをした1羽とパートナー、5羽のひなの計7羽で行動する姿が見られるようになった。最近は子どもが1羽見当たらず、6羽で行動。飛ぶ練習でもするかのように、子どもが羽を広げることもあるという。

 吉田さんは「ひなが成鳥となり、このまますみ着くのか注目したい」と話す。