400年の歴史感じ...西根堰沿いを歩く 桑折でふるさとウオーク

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開削400年を迎える農業用水路「西根堰」に思いをはせながら歩を進める参加者=1日、桑折町

 桑折町などを流れる農業用水路「西根堰(にしねぜき)」沿いを歩く「西根堰400年記念 献上桃の郷 西根堰ふるさとウオーク」は1日、桑折町ふれあい公園を発着点に開かれた。約500人の参加者が400年の歴史に思いをはせながら歩を進めた。

 桑折町、伊達西根堰土地改良区、福島民友新聞社でつくる実行委の主催、県ウオーキング協会の共催。10キロ、6キロ、歴史ガイドと歩くまなぶん6キロの3コースで行われ、モモの振る舞いや抽選会も開かれた。

 西根堰は1618(元和4)年に下堰、24(寛永元)年に上堰の工事が始まった。下堰は着工年に完成しており、今年で完成から400年を迎えた。県北地域の農業をはじめとした産業発展を支え、土木学会選奨土木遺産に認定されている。参加者はコース沿いを流れる西根堰を見ながら歴史に思いを巡らせた。

 10キロコースでは、モモ畑や阿武隈川沿いを巡った後、下堰に沿って歩いた。参加した桑折町の女性(64)は「田んぼの稲がなっているのも西根堰のおかげ。恩恵を受けて暮らしてきたのだと実感した」と話した。

 上堰に沿った6キロのコースには、寺などの町の史跡が多くあった。福島市の男性(70)は「いろいろな場所を知ると、身近に感じる」と笑顔を浮かべた。